- ボールペンで、なかなかきれいな字が書けない…
- 練習したのに全く変わらない…
- 見本(手本)をまねて書いてみても、全然違う…
こんな悩みをお持ちでないですか?
字のきれい・汚いは生まれつきの差と思ってあきらめてしまっている方も多いようですが、そんなことはありません
ペン字は、練習方法のコツさえつかめば、誰でも上達できますよ!
字が汚いと、様々なシーンで損をする
字が汚いと、人生の様々な状況で損をしてしまいます。
学生時代で言えば、ノートがきれに書き留められません。後から見直しても読み辛い字であれば、効率的な学習ができないですね。
社会に出る前は、履歴書を書かなければなりません。字が汚いと、採用担当者の第一印象が悪くなってしまい、面接の結果にも影響があります。
社会に出ても、パソコンやスマートフォンが普及したとはいえ、手紙等で字を書く場面は多いものです。取引先に悪印象を与えてしまっては、売上にも影響が出てくるかもしれませんね。
このように字が汚いと、それだけでうまくいかないこともあるものです。非常にもったいないですね。
今からでも遅くはありません。字をきれにする練習を始めてみませんか?
ペン字をきれいに書くテクニック
それでは、ペン字できれいにかくテクニックをご紹介します。
1.姿勢を正しくする
あなたは字を書くとき、どんな姿勢で書いているか意識したことがありますか?普段は大して考えていないと思いますが、改めて見直すと、背中が丸まって前かがみになっていたり、紙を顔の距離が近すぎたりするものです。
最初に、書くときの正しい姿勢を整えましょう。
まずは、姿勢をピンと伸ばします。顔は軽く下に下げましょう。
そして、身体と机の間に握りこぶしを1つ分、背中といすの背もたれの間にも握りこぶし一つ分間隔を開けると、自然な構えができます。肘は机につかないようにし、腕は自然に机に下ろします。
このときに、机といすの高さを、書きやすい高さになるように調節しましょう。
顔を紙の正しい距離は、30~40cmと言われています。これより近すぎると、紙全体が見られなくなります。
2.まずは図形を書く
字の練習はしたことがあっても、図形を書く練習はしたことがないのではないでしょうか?
字の練習の前に、まずはぐるぐると曲線を描いてみましょう。
ぐるぐるがいびつな形になったりしていませんか?
ぐるぐるがきれいに大きく書けるようになったら、次は直線を書いてみましょう。
直線は、多くの字に含まれています。これがきれに書けないと、字はきれいになりません。
きれいな直線を書くことは、ぐるぐるを書くよりワンランク上の練習になります。きれいな直線になるように、練習しましょう。
3.2つのペン字がきれいになる実践テクニック
では、いよいよ文字を書く練習に入ります。
2つのポイントに気をつけて書けば、それだけである程度きれに見える字が書けるようになります。
①横線をやや右上がりにして書く
これを意識するだけで、手書きならではの美しさを引き出すことができます。反対に、横線が右下がりの字というのは、それだけで締まりがなくだらしない字に見えるものです。
②右下を一番低い位置にする
文字の一番右下が低いと、文字に安定感が生まれます。
「大」や「文」といった、右下の最後がはらいで終わる文字を例に考えると分かりやすいのですが、最後のはらいの部分が上にあるとどうでしょうか?文字が躍っているように見えてしまいますね。
右隅の部分を最も下にするだけで、印象ががらっと変わります。
文字を書くときは、この2点を注意して練習するようにして下さい。それだけでも、各段に美しい字になっていると思います。
4.文字の大きさと間隔
練習の際は、文字は大きく書くようにしましょう。
大きく書くことで、あなたの字の欠点に気付きやすくなります。
また、ひらがなと漢字を書くときは、漢字はひらがなより少し大きく書くとそれだけできれに見えます。
漢字の大きさを10とすると、ひらがなは8くらいの認識でちょうど良いでしょう。
また、一字一字の間隔を同じくらいになるようにして下さい。空きすぎていたり詰め過ぎていたりすると、アンバランスな文字になり、読み辛くなってしまいます。
まとめ
いかがでしょうか?本記事の練習を実践すれば、あなたも短期間できれいなペン字が書けるようになります。
でも、一人で練習しても上達のスピードが遅く、不安になってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、オンライン教室で一緒に練習しましょう。自宅で気軽にペン字の練習ができます。
一人では分からなかった字の欠点もお伝えできますので、一人で練習するよりも格段に速く上達します。
また、親子で学ぶペン字教室もありますので、お子さんと一緒に学ぶこともできます。きれいな字をお子さんに見せるためにも、今からペン字教室で学んでみませんか?