なぜ、手が疲れるのか
「手書き文字は、疲れる」「手書きすると肩がこる」と、多くの方から、よく聞きます。
なぜ、疲れるのか・・・。
1つの原因は、ペンを握るときに力が入りすぎていること。
最近のボールペンは、スラスラと書けるのに、多くの人が握りしめすぎています。
ペンの持ち方を今さら変えることは、難しいことですよね。
でも、少し、考えてみましょう。
これから先、書くたびに、手が疲れるまま、一生を過ごすのかどうか。
先日、受講生の方が、「手が疲れるので、書きたくなくなる。」と、おっしゃいました。
親の仇でもとろうとしているかのように、ギュッと握りしめて書いて、中指の第一関節の横がベコンと凹んでいました。
ペンは、ペンが傾きすぎない程度に支えれば、それだけで、十分書けることが、わかっても、そう簡単に、長年の持ち方を変えられません。
では、どうすればいいのか?
すべての関節を曲げて、ペンを持って書いてみましょう。
ただ、それだけで、みなさんも、変わりますよ。
なぜ、手で書くと肩がこるのか?
手書きすると肩がこる。みんなの悩みですね。
両手を上にあげて、空を見上げてみましょう。
そこから、ストンと両腕を下げます。
そうすると、肩の力が抜けます。
その肩の状態が、手書きするときに疲れない肩の位置なのです。
実は、手書きすることで、肩こりする方は、パソコン、スマホでも、肩が凝る方が多いようです。
背筋を伸ばせば良いことは、わかっているんです。みんな・・・。
でも、
わかっちゃいるけど、やめられない(笑)
だから、背筋を伸ばそうとするのではなく、
両手を挙げて、朝日を見上げるようにしてみましょう。
自然と、背筋がのびますよ。