お陰様で、今年のWeb書道作品展をもちまして、第5回をむかえました。
過ぎた時間は短く易く、目標を持った未来の時間は長く険しく思えるものだと、つくづく感じます。
書道を学び、楽しみ、習得することは、決して簡単ではありませんが、毎年、園児や小学校低学年の文字を覚えて間もない子供たちの出品作品を見ていると、目標にむかうことの険しさよりも、ありのまま楽しみ、それを喜びとして、歩むことの大切さを知らされます。
出品回数を重ねておられる方の作品は、年々、上達を感じさせられ、編集の手が止まりそうになります。
第5回は、確かに、まだまだ若い書道展ですが、回を重ねることの重みを感じ始めるには、十分な回数です。これからは、中上級者作品が益々増えてくれるといいなと思っています。
また、インターネットの中で書道展を始めようと模索し、web書道展、web書道作品展という形にし、開始当時には、全く見られなかった「web書道」「webshodo」「websyodo」という言葉も、ネット拡散されたことは、墨歩会にとっても、有益なことだと思っています。
今年のは、例年と比べて、編集作業を一括化しました。どうしても、個別編集が必要なものも少なくありませんが、作業効率アップが来年の目標です。
今年のWeb書道作品展が出品者の方にとって、また、観覧者の方にとって、楽しんで頂けるものであれば、幸いです。
スタッフ一同