作品をUPし、今、ようやく公開を待っている状態です。
このサイトのために、今年みなさまよりご出品いただいた書道作品を観ていて、本当に一番このweb書道作品展を楽しんでいるのは、web書道事務局なのかもしれないと思いました。
一昨年にはじまったこの展覧会は、昨年、今年と連続出品者が少なくありません。
だんだんと形になってきた作品、線が生きづいている作品、どんどん質の上達を感じます。
展覧会は、出品者とっては、上達を加速させる効果があります。
しかし、残念ながら、それを実感しにくいのも現実です。
インターネットという便利なツールのおかげで、一年間UPし、さらされながらも、自身でも確認し、日々の練習に役立てて頂きたいということも、当初からの趣旨の一つでした。
出品者の方がご実感されているかどうかは、わかりませんが、少なくともスタッフは、毎年、出品されてすべての書道作品に目をとおして、出品者の方々の上達を実感しています。
誰でも、何事も、一足飛びには、上達しないものですが、わずかな歩みを重ね続け、その歩みを続ける限り、人は、向上し得ると思います。書道は、奥深い学びの道です。千里の道も一歩から、スタッフも共に展覧会という形でみなさまを支えられればと思います。